Active Sleep BED 月経リズムと睡眠について | パラマウントベッド

月経リズムと睡眠について
月経リズムと睡眠について

睡眠は女性ホルモンの変動を
通じて月経リズムと関係があります。
ここでは月経の周期ごとの
身体・睡眠などの情報
お伝えします。

私たちが
「今日をよく生きる」ために

規則正しい生活。
健康的な暮らし。
それが大事なのは
ちゃんとわかっているけれど、
「そこまで頑張れないよ」が
リアルな気持ち。

私たちが「今日をよく生きる」ために

年々忙しくなっていく仕事。
家事に子育てに介護、
そして日々変わりゆく身体。
1週間を生き抜くだけで、
女性たちは精一杯だ。

明日も明後日も
休んではいられないのに
身体は言うことを聞いてくれない。
こんなにも全部が全部、頑張らないといけないんだっけ?
そんなに “正しく” 生きないといけないんだっけ?

どんな生活も、わるくない。
どんな生活だって、肯定したい。

女性は、365日、そして一生を通じて
月経、妊娠、出産、子育て、
更年期、老齢期 ... と、
様々な変化の波に揉まれながら生きています。



睡眠を通じて健康な暮らしをサポートしてきた
パラマウントベッドは、そんな荒波の中で生きる
女性たちが直面している現実にともに向き合い、
そしてさまざまな仲間とともに
知恵を出し合いながら新しい解決策を考えています。



女性たちが「今日もよく生きた

この生活も、なんだかいいじゃん
そう思えるためのお手伝いをしていきます。

私たちが「今日をよく生きる」ために

一週目 睡眠と女性ホルモンは関係があるの?
一週目 睡眠と女性ホルモンは関係があるの?

今週は月経が終わってから排卵までの
卵胞期という期間です。

人間の体にはそもそも「1日」「1か月」など様々な周期を
もった生体リズムが備わっており、複数のリズムが歯車のように
かみ合わさることで睡眠や月経などの規則正しいリズムを形成しています。

生体リズムの1つである
睡眠覚醒リズム”に深く関係している
要因の一つは深部体温です。深部体温が低下すると眠気が訪れます。
日中は活動しているため体温が高く保たれていますが、
睡眠時には深部体温を下げることで脳と体を休息させています。
ちなみに子供が眠くなる時に手足があたたかくなることはありませんか?
これは深部体温を下げるために皮膚表面から熱を逃がしているからです。

今週は月経が終わってから排卵までの卵胞期という期間です。
①手足の皮膚温が上昇
①手足の皮膚温が上昇
②深部体温の低下
②深部体温の低下
③眠気が訪れる
③眠気が訪れる

一方、女性ホルモンの分泌は約1か月で変動しており、このリズムにしたがって月経が
起こります。この女性ホルモンの変動が深部体温にも影響を与えるため、月経前に
寝つきが悪くなるなど睡眠に関する症状が現れることがあります。

二週目 女性ホルモンによって体はどう変わるの︖
二週目 女性ホルモンによって体はどう変わるの︖

今週は排卵が起こる期間です。

女性の体内では約1か月に 1回の周期で妊娠に備えて卵子が育ち、受精卵のベッドとなる子宮内膜を着床しや すい状態に整えています。
ここで女性ホルモンによって引き起こされるからだの変化をみてみましょう。
約1か月の周期に合わせて女性ホルモンは増減し、その分泌量の変化に伴って、

①卵胞期(卵胞と呼ばれる卵子を包む袋が卵巣で発育する)
②排卵期(卵胞から卵子が排出される)
③黄体期(子宮内膜が変化する)
④月経(子宮内膜が剥がれ落ちる)

という4つのステップを繰り返しています。

今週は排卵が起こる期間です。

月経が終わるころから排卵までの約1週間の卵胞期(前の週)は、月経に付随する不快な症状もなく
1か月の中でも元気に過ごせる時期です。次の月経予定日から約14日前頃が排卵日となり、
人によっては腹痛やおりものが増えるなどの症状が出ることがあります。

三週目 月経前、寝ても寝ても眠いのはどうして︖
三週目 月経前、寝ても寝ても眠いのはどうして︖

今週は排卵が終わってから月経が
開始するまでの黄体期という
期間です。

排卵が終わった後の卵子を包む袋が
「黄体」と呼ばれる状態になり、黄体から
プロゲステロンという女性ホルモンが主に分泌されます。

これが排卵された卵子が着床しやすくなるよう
子宮内膜の質を変化させて着床に適した状態にします。

この時期は基礎体温が上昇して夜間の深部体温が
下がりにくくなるため、寝つきが悪くなったり夜中に
目覚めることなどが起きやすくなります。

(深部体温については、1週目の情報をご覧ください。)

月経前、寝ても寝ても眠いのはどうして︖

卵胞期と黄体期の
夜間の深部体温の差の図

夜間睡眠の質が下がる分、
昼間の眠気が強くなることがあります。
また、女性の体には毎月妊娠の可能性に備えて身体を
休ませるための機能があるため、眠気が強くなります。

黄体期には、その他にも女性ホルモンの変化により
乳房の張り・むくみ・精神不安定・便秘などの症状が
現れることがあります。

卵胞期と黄体期の夜間の深部体温の差の図

深部体温の変動

四週目 月経中はどう過ごしたらよい︖
四週目 月経中はどう過ごしたらよい︖

今週は月経が開始する期間です。

月経前や月経中に腹痛・精神不安定などの症状の他に、
強い眠気がおきるなどのご経験はありませんか︖

妊娠に備えるためにプロゲステロンが
身体を休ませようと働くため眠くなるのは自然な現象です。

月経が終われば
プロゲステロンも消えて眠気もなくなります。

月経中はどう過ごしたらよい

この時期は、女性ホルモンの
大きな変化が起こるので体に負担がかかります。
そのため自律神経が乱れて「眠いのに眠れない」
というようなことが起きてしまいがちです。

また、貧血のため頭が
ぼーっとしたり、倦怠感が強くなったり、
栄養不足にもなりやすいので、
月経中は、鉄分のある食事をとる・
体を温める・リラックスするなど
ゆったりした気持ちで過ごしましょう。

月経中はどう過ごしたらよい