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2023.11.15

間接照明をおしゃれに取り入れるポイント

間接照明をおしゃれに取り入れるポイント

ここでは、間接照明の魅力や期待できる効果、種類についてふまえながら、間接照明を活かすための基本的なテクニック、寝室やリビングを間接照明でおしゃれな空間にするテクニックを解説しています。 また、間接照明の代わりとして使えるアイテムについても紹介していますので、ぜひお部屋づくりの参考にしてみてください。

間接照明の魅力とは

壁や天井などに照明を当て、その反射光によって柔らかい灯りを取る間接照明。シーンに合わせて自由に光の色や量を調整できるため、様々な効果が期待できます。間接照明には、以下のような魅力があります。

空間をおしゃれに演出できる

間接照明にはデザイン性の高いアイテムも多く、インテリアのアクセントとしておすすめです。
部屋の照明に陰影をつけると、空間の視線が集中する場所ができてスタイリッシュな印象の部屋になります。観葉植物をライトアップすれば、オリエンタルな雰囲気の演出もできるでしょう。

リラックス効果が期待できる

間接的な温かみのある柔らかい光で空間を照らすので、部屋全体が落ち着いた雰囲気になります。強い光が直接目に入らず眩しさが少ないため、目にも優しく感じられるでしょう。間接照明に暖色系の光を使えば、よりリラックスした雰囲気を演出できます。
光の量は調整できるため、リビングや寝室など特にリラックスしたい場所にぴったりです。

部屋を広く見せることができる

陰影をプラスすると、部屋に立体感を作ることが可能です。部屋の奥側の天井や壁を照らせば、部屋の広さや奥行きを陰影で強調でき、広く見せられます。
また、空間を開放的に見せて圧迫感を減らす効果も期待できます。部屋をより広く見せたい場合には、部屋の奥やコーナー部分に間接照明を設置すると良いでしょう。

間接照明の種類

間接照明と一口に言っても様々な種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまうものです。
特に一人暮らしのワンルームに間接照明を置くと、「場所を取るのでは」と心配になる方もいるでしょう。
そこで、ここでは、間接照明のなかでも手軽に導入できるコンパクトな種類の照明についてまとめました。

スタンドライト

スタンドライトは、文字どおりスタンドに照明器具がついたアイテムです。照明が1~数個ついており、シェードで覆われているため、やわらかい光を出せます。スリムでコンパクトな設計が多く、一人暮らしのワンルームにも設置しやすいでしょう。スタンドそのものがインテリアとしての役割も担うため、おしゃれなデザインが多いのも特徴です。

スポットライト

スポットライトは、一部分(スポット)に光を集めて、光の分散によって空間を演出するタイプの照明です。
天井や壁などに取り付けて下方向を照らすスポットライトが主流ですが、光の当て方を上方向に調節できるタイプもあり、部屋の印象を自由に変えやすいのが特徴です。何かを際立たせて見せたいときに向いており、壁に飾ってある絵画やポスター、オブジェなどに向かって光を照らせばピンポイントで目立たせられます。

テーブルランプ

テーブルランプは、テーブルや棚の上などにおけるコンパクトサイズの照明です。テーブルライトとも呼ばれます。移動させやすいので、明るさを足したいところに持っていきやすいのも魅力。一箇所に光を集めて、部屋のアクセントにしたいときにもおすすめです。

テープライト

テープライトとは、細長いテープ状の基盤にLED光源が取り付けられているタイプの照明です。家具やインテリアの間・下などの狭い場所に設置できる他、コンセントが届かない場所を照らしたい際にも向いています。
明暗・人感センサーが搭載されているものもあり、人を感知した際に自動で点灯させたり、センサーをオフにして常に点灯させたり自由に調整できます。ハサミでカットすることもでき、ライトの長さを調整できるのもポイントです。

間接照明の代わりになるもの

本来の用途やシーンとは違っても、アイディア次第で家の間接照明として使えるアイテムも多くあります。ここでは、間接照明の代わりになるアイテムをいくつかご紹介しましょう。

シーリングライト

シーリングライトとは天井に設置する照明で、メイン照明として使われることが多いです。LED照明を使用するタイプが主流です。調光機能があるものを選べば光の明るさを調整できますし、調色機能がついている照明なら光の色も調節できます。活用次第では、間接照明のような様々な印象を空間に与えてくれるでしょう。

LEDランタン

LEDランタンは、100円ショップでも売っていて手軽に入手できる他、アウトドア用のデザインやスタイリッシュでおしゃれなデザインも揃っており、部屋のイメージに合わせて取り入れやすいアイテムです。ベッドサイドや枕元に置けば、読書灯やテーブルライト、常夜灯代わりなど、様々な場面で活躍するアイテムです。

ペンダントライト

コードやチェーンなどを使って天井から吊り下げて使うタイプの照明器具です。ガラスや紙、アイアンなど、シェードの素材によって灯りの印象が変わります。テーブルの上から料理を照らせば美味しそうに見せてくれる効果から、ダイニング空間で採用されることの多い照明です。100円ショップでも入手でき、コストをかけずに導入したい方にぴったりです。

間接照明を活かす基本テクニック

間接照明を上手く活かすには、光源が直接見えないように工夫する、使う場所を考える、余計なものに光が当たらないよう配慮することが大切です。

光源を隠す

光源を隠すのは、基本的でありながら大事なテクニックです。光源が見えてしまうと直接光が目に入ってしまい、間接照明ならではの柔らかさや温かみが損なわれてしまいます。
間接照明専用のシェードを使ったりソファやテレビなどの家具の陰に光源を置いたりと、照明器具や電球が見えないように配置しましょう。光源が見えないだけで、光の雰囲気やお洒落度がグッと上がります。

使い所を考える

キッチンや書斎などでは、間接照明の灯りだけでは光量が不十分です。特にキッチンでは刃物を使うため、手元が見えにくいと危険な場合もあります。
間接照明は細かい作業をする部屋や場所には置かず、リビングや寝室など、リラックスすることを目的とする部屋に取り入れるのが向いています。

照らす場所に生活感が出てしまうモノを置かない

光の先にエアコンやコンセント、家電など生活感のあるモノが置いてあると、余計な反射や影を作ってしまうため、生活感が強調されてしまいせっかくの雰囲気が損なわれてしまうことがあります。空間のおしゃれ感を大事にしたいときには注意が必要です。
家電をはじめとした大きなモノの近くに照明器具を置かないようにしましょう。どうしても家電が近くにある場合には、光の方向を調節できるタイプの器具を選ぶと照らす場所を工夫しやすくおすすめです。

間接照明で魅せるリビングの作り方

リビングをスタイリッシュに魅せるには、間接照明の置き場所と照明の数、光の色が大切です。
ここでは、一気におしゃれなリビングに早変わりする間接照明のテクニックをご紹介します。

間接照明の置き場所

TVの裏や脚付きソファの下などに置くと、他のインテリアを邪魔せず、かつ光源を隠せます。また、テレビボードと壁面のすき間に照明器具を設置してみましょう。
フロアスタンドをはじめデザイン性の高い間接照明を設置したい場合は、ソファやパーソナルチェアの横に置くと、よりスタイリッシュな印象に仕上がります。

「一室多灯」を意識する

間接照明はムードを演出してはくれますが、部屋全体を明るくするには光量が十分ではありません。
特にリビングのような広いスペースでは、一室多灯を意識して、複数の照明を組み合わせるようにしましょう。
メインの明かりとなるシーリングライトの光量と光色を調整して間接照明と上手く組み合わせて使うのがおすすめです。
複数の間接照明を取り入れることで程良い明るさを確保でき、空間にメリハリをつけやすくなります。

光の色に注意

基本的に、照明の色は「電球色」、「昼光色」、「昼白色」の3つに分けられます。
リラックスできるリビングにしたい場合は、温かみのあるオレンジ色の電球色がおすすめです。一方、昼白色は太陽の明るさに近い自然な光の色で部屋にいきいきとした印象を与え、昼光色は白っぽく青みがかった色で勉強部屋やキッチンなどに適しています。特に昼光色はブルーライトを含むため、リラックスを求めるリビングにしたい場合はあまり相性が良いとはいえません。一部屋に複数の照明を設置する際は電球色でまとめるようにすると部屋全体に一体感が生まれ、よりリラックスできる空間になるでしょう。

間接照明で魅せる寝室の作り方

リビングと同じく、寝室もリラックスできる空間にしたい方も多いでしょう。間接照明で心地良さを演出することで、入眠しやすさにもつながるでしょう。
寝室に間接照明を取り入れる際には、配置パターンやコンパクトさ、就寝時や寝起きにも扱いやすい操作性を重視するようにしましょう。

配置パターン

寝室に間接照明を置く場合、ベッド横のサイドテーブルに設置する、ヘッドボードの裏に設置する、ベッドの下に設置する、壁に掛けるなど、様々なパターンが考えられます。
手軽に取り入れやすいのはスタンドタイプの間接照明です。スタンドタイプの間接照明を配置したいなら、部屋のコーナー部分に配置すると光の広がりがキレイで落ち着いた空間になります。

寝室におすすめの間接照明アイテム

寝室はリビングよりもスペースが狭くなるため、コンパクトな間接照明を取り入れるようにしましょう。
読書灯としてテーブルライトを設置するのは定番で、最低限の明るさを確保したいときはフロアスタンドのようなアイテムが向いています。もしベッドを新調するなら、スペースを取らない照明付きのベッドを取り入れるのもおすすめです。

操作性にも注目

照明をつけたままウトウトしてしまい、立ち上がるのが面倒で結局消し忘れて朝まで寝てしまったという経験はありませんか。
照明の電源を入れたり消したりするのにベッドから立ち上がるのは、意外と手間がかかるものです。
ベッドで横になりながらでも簡単に電源のオン・オフができるタッチ式やリモコン式の照明器具を選ぶと、手間が省けて便利です。

お部屋のイメージチェンジに間接照明を取り入れてみよう

間接照明の基礎知識やリビング・寝室をおしゃれに演出するためのコツをご紹介してきました。
シンプルなものからデザイン性の高いものまで、間接照明は多様な種類があり、手軽に導入できるリーズナブルなアイテムも多数売られています。
間接照明さえ入手すれば、今すぐ実践できる方法ばかりです。ぜひ自分だけのリラックス空間を作ってみてください。

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