「スリープテック」とは?睡眠に悩んでいる方へ向けて解説します。
最近、メディアでも目にする機会が増えてきた「スリープテック」という言葉をご存知でしょうか。「スリープテック」とは、IT技術やAIを活用した睡眠の改善を目指す製品やサービスのことです。今回は発展著しい「スリープテック」について詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
「スリープテック」とは?睡眠に悩んでいる方へ向けて解説します。
「スリープテック」とは
「スリープテック」とはSleep(睡眠)とTechnology(技術)を合わせた造語です。IT技術やAIなどの技術を活用し、「眠り」を科学的に分析したうえで、睡眠の改善を目指す製品やシステム、サービスのことです。近年、アメリカや日本などの先進国で、睡眠の質が悪いことで健康や経済損失につながる可能性があると認識されてきていることもあり、需要が拡大しています。
「スリープテック」の製品やサービス
「スリープテック」には以下のような製品やサービスがあります。
・高機能な電動ベッド
マットの温度や硬さをAIや機械学習によって調整し、快眠を促します。
・スマートウォッチ
腕につけておくだけで、睡眠時間を測定できます。睡眠管理アプリと連携させることが多いです。
・睡眠管理アプリ
入眠〜起床時間を自動で管理します。週ごとや月ごとの平均睡眠時間なども計算が可能です。
・マットレス
「Active Sleep MATTRESS with sensing ANALYZER」は、その日の気分 にあわせてマットレスの硬さを調整できます。また、スマートフォンアプリと連携させて、睡眠の質をスコア表示し、可視化して確認することも可能です。
「Active Sleep MATTRESS with sensing ANALYZER」の詳しい情報を知りたい方は以下よりご確認ください。
Active Sleep MATTRESS with sensing ANALYZER
「スリープテック」を活用するメリット
スリープテックを活用することによって、具体的にどのような効果を得ることができるのか、以下2つのポイントから解説します。
- 睡眠の質の改善
- 睡眠をパーソナライズ化できる
睡眠の質の改善
「スリープテック」を活用することで、睡眠時間、入眠時間、睡眠中の身体の状態 などを可視化できます。データにより、眠りが客観的に把握できるだけでなく、中には睡眠アドバイスを提案してくれるものもあるため、睡眠の質改善に向けて取り組みやすくなるでしょう。
睡眠をパーソナライズ化できる
睡眠を記録できるデバイスを装着すると、睡眠パターンや、睡眠中に何回目覚めたかなどを計測することができます。結果に基づいて睡眠をパーソナライズ化し、自身にあった適切な睡眠時間や睡眠前のルーティンなどが提案されます。
「スリープテック」の市場規模
世界の「スリープテック」デバイスの市場規模は拡大しています。具体的に、近年の「スリープテック」デバイスの市場規模をご紹介します。
アメリカに本社を置く世界的な市場調査会社Global Market Insights Incの発表によると、2021年からスリープテックデバイスの市場規模は年々増加しており、2022年時点で179億ドルを突破、2032年までには654億米ドル以上に達すると予想されています。世界規模で、睡眠への関心向上や、改善のためのデバイス市場が拡大していることがわかります。
参考:Sleep Tech Devices Market│Global Market Insights Inc.
日本の「スリープテック」の市場規模
日本国内の「スリープテック」市場も増加傾向にあります。株式会社矢野経済研究所の発表によると、2021年に45億円だったものが年々広がっており、2025年には105億円まで広がると予測されています。睡眠の質が低下すると、日常生活のみならず業務の質の低下、ひいては企業活動への影響にもつながります。そのため、AIやITの技術を使って睡眠改善を目指すスリープテックの重要が高まってきているのです。
参考元:株式会社矢野経済研究所
従来、睡眠が抱える問題や課題の解決は個人を対象に「スリープテック」が浸透していました。しかし近年、企業の従業員向けの健康を支援するサービスとしても広がりを見せていることから、日本の市場も拡大していると予想できます。
「スリープテック」市場が広がる可能性
「スリープテック」市場は技術革新の激しい分野です。具体的には、以下のような技術の進展が期待されています。
- 睡眠の計測精度の向上やユーザーの快適性の向上
- スマートフォン、スマートウォッチ、リストバンドなどに内蔵されるセンサーの小型化
- ミリ波を活用した脳波測定する取り組みや動画像から呼吸をモニタリングするシステムの開発
- 非接触で計測する技術開発
上記のように、まだ現状の製品、サービスから開発が進歩する可能性が多くあります 。
「スリープテック」が広まった背景
「スリープテック」が広がった背景には、現代の日本人における睡眠不足や睡眠に関する問題が挙げられます。
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分となっており、調査対象の33カ国の中で最も短いことがわかっています。また、厚生労働省が令和元年に発表した国民健康・栄養調査によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が最も多く、男性が37・5%、女性は40・6%という結果になりました。
参考:「令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf)より加工して作成
参考:「良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない 睡眠のこと」(厚生労働省)(https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/guide-sleep.pdf?1706400000123)より加工して作成
睡眠不足は、生活習慣病の罹患リスクが高まることや意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下につながります。 睡眠の質が健康に影響し、経済損失につながるリスクがあることが認識されたことによって「スリープテック」が広まったともいえます。
「スリープテック」関連商品
近年、スリープテックを活用した様々な製品が生まれています。ご紹介する以下の商品は、日常生活で手軽に使って自らの睡眠状態を把握することができます。
- ウェアラブルデバイス
- スマートフォンアプリ
- ベッド
- マットレス
- 照明
- 音・香り
ウェアラブルデバイス
ウェアラブルデバイスとは、身体に身につけ、健康管理やメッセージの確認などが行えるものです。手首や指、頭などに装着するものが多いです。下記のような機能で、睡眠をサポートします。
・「加速度センサー」と「光学式心拍計」
手首に装着するスマートウォッチの場合は、主に「加速度センサー」と「光学式心拍計」によって睡眠を計測しています。
・「睡眠トラッキング」
睡眠時間だけでなく、ベッドの中で眠りにつくまでの時間や、睡眠中、何回起きたかなどを計測します。
上記のデータはスマートフォンのアプリなどで確認できるので、過去の記録をまとめて振り返ることもでき 、生活習慣の改善に役立てられます。
スマートフォンアプリ
睡眠をスマートフォンアプリで管理すると下記のようなメリットがあります。
・睡眠を改善しやすくなる
睡眠アプリを使って、睡眠時のデータや改善ポイントが可視化されるため、睡眠の見直しをしやすくなります。
・睡眠中の計測
睡眠アプリと計測デバイスを使えば、自分の睡眠中データを計測することができます 。睡眠サイクルがどうなっているか、どのタイミングで目が覚めやすいかなど客観的なデータを元に分析しやすくなります。
・最適な起床時間の把握
十分な睡眠時間を確保できているにも関わらず、朝起きるのがつらいという経験がある方は、起床時間のタイミングが合っていない可能性があります。たとえば、十分に休息が取れて 、眠りが浅いタイミングに起きることができれば目覚めやすくなります。睡眠アプリを使うことで、適切なタイミングでアラームをかけることができるようになり、スッキリと目覚めることができるようになるでしょう。
ベッド
ベッドで睡眠を管理すると下記のようなメリットがあります。ここでは、電動ベッドを例にご紹介します。
睡眠に適した体勢を作れる
電動ベッドであれば、ベッドの高さや背の角度を簡単に変えることができるため、通常のベッドよりもリラックスしながら睡眠ができます。
自然に起床できる
設定した起床時刻に近づくと、ベッドの背が自動で起き上がり、心地良い起床を促してくれます。アラーム音で無理やり起こすのではなく、ベッドの動きで自然に起きることができます。
Active Sleepでは、マットレスの下に敷くと日々の眠りを可視化できる「Active Sleep ANALYZER」もご用意しています。睡眠時の心拍や呼吸、体動などを記録でき、専用のアプリで確認ができます。過去のデータと比較できるだけでなく、ちょっとしたアドバイスもくれるので楽しみながら睡眠状況の見直しができるでしょう。詳細は以下ページよりご覧ください。
Active Sleep ANALYZER
照明
「スリープテック」の照明で睡眠をサポートすると下記のようなメリットがあります。
ブルーライトを抑えられる
スリープテック照明は、ブルーライトの強度を自動で調整することで、睡眠をサポートします。これにより、就寝前のブルーライト(青色光)による脳の覚醒効果とそれが睡眠に及ぼす悪影響を軽減できます。
起床をサポートしてくれる
日光を浴びることにより、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制され、その結果睡眠欲が減少し、目覚めが良くなるとされています。スリープテック照明を使用して、起床時に日光に匹敵する強度の光を発するよう設定することで、すっきりとした自然な目覚めをサポートします。
音・香り
音や香りも睡眠の質に影響を与えます。スリープテックで管理すると下記のようなメリットがあります。
サウンドで睡眠をサポートできる
入眠時には、雨音や焚火のような落ち着いたサウンドを提供します。起床時には、鳥の鳴き声など、朝の目覚めをイメージさせるサウンドで睡眠をサポートします。
アロマで睡眠をサポートできる
アロマによる眠りと目覚めのサポートが可能です。入眠時には、オレンジ、カモミール、ラベンダーの香りでリラックスし、起床時には、レモン、ローズマリー、ローレルのリフレッシュ系の香りによって、ポジティブな気分で目覚められます。
「スリープテック」の視点でみた「Active Sleep BED」の特徴
快適な睡眠 環境をサポートするベッドとして注目を集める「Active Sleep BED」には以下の特徴があります。
入眠角度の調整
「Active Sleep BED」は、背中と脚でそれぞれ別の角度を設定できる「入眠角度」調整機能があります。たとえば、寝付きが悪い夜には、ベッドの背もたれを少し上げることで呼吸が楽になり、入眠しやすくなります。さらに、脚側を少し持ち上げる角度にすることで、腰を楽にしたり、下半身にたまった水分を上半身に流れやすく したりすることもできます。
自動運転機能
自動運転機能により、入眠を感知してベッドを徐々にフラットにする機能があります。背もたれを少し上げた状態で入眠をすると、ベッドが入眠を検知してゆっくり静かに自動運転を開始。およそ1分間に1°ずつというとてもゆっくりとした速度でベッドの背を平らに戻すこと で、入眠後の寝返りを妨げないようにします 。
アプリやリモコンで簡単にベッドやマットレスの寝心地を変えられる
専用のアプリやリモコンを使ってベッドの角度や寝心地を簡単に変えられます。Active Sleep MATTRESSを併用いただくことで、マットレスの硬さも調節可能に。また、専用のアプリでは、寝ているときの心拍や呼吸、寝返りなどの体動を検出、分析し、その日の眠りを採点。睡眠状態を 可視化できます。繰り返し確認することで、自身に合った睡眠習慣を見つけやすくなります。
「Active Sleep MATTRESS」は硬さをコントロールできる
「Active Sleep MATTRESS」は、スマートフォンのアプリを使って簡単にマットレスの硬さを変更できます。その日の体調や気分に応じて、10段階で硬くしたり柔らかくしたり調整可能です。頭、肩、腰、足など、6つの部位ごとにフィット感を調整し、快適さを追求することで、自分好みのマットレスを作ることができます。
「Active Sleep MATTRESS」の詳細や購入については、以下のページをご覧ください。
まとめ
スリープテック市場は将来的な成長が期待されており、睡眠の質を向上させる手段は今後も多様化していくと考えられます。自分にあったスリープテックを取り入れて、日々の眠りをより良くしていきましょう。
「Active Sleep BED」は、入眠を促す角度調整や睡眠中の自動運転機能を搭載しています。その他、IoT機器と連携し、上質な睡眠環境を整えることができます。 これらは、「変化に合わせ常に進化する」コンセプトの元、睡眠体験を向上させる為の機能の一部です。睡眠環境の見直しを考えている方は、「Active Sleep BED」を利用してスリープテックの技術を取り入れ、ご自身にあった睡眠を見つけてみてください。
詳しくはこちらから商品の詳細をご覧ください。