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2023.03.14

狭い部屋にもホームシアターは作れる!「おうち映画」を快適に楽しむコツ

狭い部屋にもホームシアターは作れる!「おうち映画」を快適に楽しむコツ

ホームシアターと聞くと、広い部屋に機材を揃えて映画を楽しむことをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、狭いお部屋でも、工夫次第でホームシアターを楽しめます。

「一人暮らしの部屋でホームシアターをつくりたい」「おうち映画を楽しみたい」とお考えの方に向け、ホームシアターの作り方やプロジェクター、スピーカーなどの選び方、レイアウトのポイントをご紹介します。

一人暮らしの部屋でおうち映画を楽しむための3つのコツ

一人暮らしの部屋は、広さによっては必要な家具を置くとやや手狭になってしまうこともあるでしょう。限られたスペースでおうち映画を楽しむためには、工夫が大切です。ここでは、おうち映画を楽しむためにすぐに実践できるコツを3つご紹介します。

プロジェクターの配置場所を決めておこう

ホームシアターに必要な機材を購入する前に、機材の設置場所や他の家具との兼ね合いなどをみてレイアウトを決めておきましょう。生活動線をふさがないように、配置に気をつけることもポイントです。大きなプロジェクターやスピーカーは、限られた部屋のスペースを圧迫してしまうこともあります。性能にこだわりつつも、部屋のサイズと照らし合わせて適したサイズのシアター機材を選ぶようにしましょう。

また、部屋の形に合わせてレイアウトを決めることも大切です。たとえば正方形タイプの部屋の場合、壁際にソファやベッドを配置し、そこから視聴することを前提にして反対側の壁にスクリーンを配置することで、視聴距離を最大限に確保できます。長方形タイプの部屋の場合は、長手方向にスクリーンとプロジェクターを置くのがおすすめ。こうすることで、コンパクトな部屋でも大きな画面サイズで映画を楽しめます。

プロジェクターの設置方法を工夫しよう

プロジェクターは、必ずしも天井から吊り下げる必要はありません。他の家具や機材を使うことで、スペースがない部屋でもプロジェクター設置は可能です。

たとえば、DIYアイテムを使って壁や柱を作る方法があります。突っ張り棒の要領で、壁に穴を開けず簡易な柱をつくれるアイテムが市販されています。そのようなアイテムを使用して即席の柱をつくり、飾り棚をつければプロジェクターの設置場所を確保できます。壁や天井に穴をあける必要もありません。

また、ワゴン棚を使ってプロジェクターを設置するという手もあります。キャスターがついているものを選べば、手軽に移動でき、リビングや寝室など場所を変えて映画鑑賞が楽しめます。コンパクトなワゴン棚であれば、使うときだけ出して、使わないときは収納するなどの使い方も可能です。

ワイヤレス対応機種を選べば配線問題もクリア

プロジェクターを設置するとなると、「配線が難しそう」「長いケーブルがいるのでは」と心配される方もいるのではないでしょうか。しかし、最近はワイヤレス対応のプロジェクターも登場しています。ワイヤレス対応機種は、スピーカーやプレイヤーがプロジェクターと離れていても設置できるのが魅力。

メディアストリーミング端末を活用すれば、各種動画サイトや配信サービスを難しい配線なしで楽しめます。

せっかくおうち映画を楽しむのであれば、インテリアを変えたり模様替えをしたりして雰囲気づくりにもこだわりたいもの。この機会に、省スペースな家具を取り入れて部屋をすっきりさせ、おうち映画を楽しめる環境にしてみてはいかがでしょうか。

プロジェクターの選び方

明るさや補正機能、接続方法や解像度など、プロジェクターを選ぶ際のポイントをご紹介します。

明るさ

映像を鮮明に投影するために必要なのが、プロジェクターの明るさです。プロジェクターの明るさが足りないと、日中の部屋や室外の光が差し込んでくる部屋では映像が不鮮明になってしまいます。

映像の明るさを表す単位は、「ルーメン(lm)」と呼ばれます。ルーメンが大きければ大きいほど、映像が明るく鮮明になります。暗い部屋で視聴するのであれば1,000~2,000ルーメン、やや光漏れがある室内であれば2,500~3,000ルーメン、日中の部屋であれば3,500ルーメン以上など、視聴環境に合った明るさのプロジェクターを選びましょう。

補正機能

映像の歪みを補正してくれる「補正機能」の有無も重要です。多くのプロジェクターは、スクリーン(壁面)に向かって正面から映像を投影することを前提に作られています。よって、正面以外の場所にプロジェクターを設置すると映像に歪みが生じてしまうことがあります。補正機能があれば、歪みを補正してくれるため設置場所を選ばず映像を楽しめます。特に、「いろいろな場所でプロジェクターを楽しみたい」という場合は補正機能の有無をよく確認すると良いでしょう。

接続方法

スマートフォンやタブレットと接続するのであれば、Bluetooth・Wi-Fiなどのワイヤレス対応機種に対応しているかを要チェック。その他、パソコンと接続するなら「DisplayPort」「VGA」「DVI」、AV機器や家庭用ゲーム機と接続するのであれば「HDMI」に対応しているかをそれぞれ確認しましょう。

解像度

解像度は、映像の美しさを左右する重要なポイントです。大きな画面で美しい映像を楽しみたいのであれば、1920×1200のフルHD以上のものを選ぶのがおすすめ。映像の美しさによりこだわりたいならば、フルHDよりもさらに高解像度のHDR対応のものを選ぶと良いでしょう。

スクリーンの選び方

スクリーンがなくても、広い壁や白いロールカーテンがあれば、そこに映像を投影して楽しめます。しかし、せっかくのおうち映画ではスクリーンにもこだわって臨場感ある映画を楽しみたい方も多いでしょう。

映像のサイズは、プロジェクターとの距離によっても変わります。スクリーンを選ぶ際は、スクリーンサイズの目安や、お住まいの部屋のサイズに適したスクリーンサイズを知っておくことが重要です。

スクリーンとプロジェクターの距離を考える

スクリーンならではのスケールを楽しみたいのであれば、60インチ以上のサイズがあると良いでしょう。一般的な大型テレビが、50インチ以上とされているためです。50インチ以上のテレビを導入しようとすると、高価なうえ部屋のスペースも取られてしまいます。スクリーンであれば、その心配もありません。

スクリーンとプロジェクターを離しすぎると、映像サイズが大きくなりスクリーンに映りきらなくなることがあります。反対に近づけすぎると画面サイズも小さくなり、迫力や臨場感が減少することもあるでしょう。

◼フルHD(ハイビジョン)のスクリーンサイズ
スクリーンサイズ(16:9) およその大きさ(横×縦)単位:cm
60インチ 133×75
80インチ 177×100
100インチ 221×125
120インチ 266×149

そこで重要なのが、スクリーンのサイズに合わせてプロジェクターとの距離を調整すること。たとえば、60インチ(横133 cm×縦75cm)のスクリーンであれば、プロジェクターとの適切な距離は1.9~2.8m程度となります。80インチ(横177 cm×縦100cm)の場合は2.5~3.7mが適切な距離です※。このように、スクリーンのインチ数が大きくなるに従い、プロジェクターとの距離も大きく取る必要があります。プロジェクターの設置位置も考えて、適したサイズのスクリーンを選ぶようにしましょう。

※スクリーンとプロジェクターとの適切な距離は、プロジェクターの機種によって違いますので各プロジェクターの投射距離をご確認ください。

部屋の広さに合ったスクリーンを選ぶ

スクリーンとプロジェクターの距離を確保するためには、部屋の広さを考慮することも重要。たとえば、一般的な6畳の広さは縦横3.6×2.7mです。プロジェクターとの距離を十分にとることを考えると、80インチ前後のスクリーンを選ぶと良いでしょう。7畳の一般的な広さは4.2×2.8mであるため、部屋の形状に合わせてスクリーンとプロジェクターを設置できれば90インチ~100インチほどの大型スクリーンで映像を楽しめます。

スクリーンの設置方法

突っ張り棒とフックがあれば、簡単に設置できる掛け軸タイプのものや軽量で持ち運びやすい自立式スクリーンなどがあります。部屋の広さやレイアウトに合わせて、手軽に設置できそうなスクリーンを選ぶのが良いでしょう。

スピーカーの選び方と周囲への配慮

手軽な方法で音響のクオリティを上げたいのであれば、棒状のアンプ内蔵スピーカー「サウンドバー」を活用するのがおすすめです。テレビやスクリーンの前に設置するだけで、簡単にサウンドのクオリティを上げられます。コンパクトサイズのものが多く、狭いスペースでも手軽に設置できるのも魅力です。

スマートフォンやタブレットとの接続がメインであれば、Bluetooth接続に対応しているサウンドバーを選ぶと良いでしょう。また、より音質にこだわりたい場合はセパレートタイプのサウンドバーを選ぶのもおすすめ。メインのスピーカーと低音用スピーカーとに分かれており、より臨場感のあるサウンドを楽しめます。

音漏れ・騒音について

サウンドの面で気になるのが、音漏れによる近隣への迷惑です。騒音問題へ発展させないためにも、配慮は大切です。

RC造(鉄筋コンクリート造り)であれば、ある程度の遮音性(防音性)が期待できます。隣室の話し声やテレビの音が聞こえないようであれば、常識的な音量で十分楽しめるでしょう。

木造や軽量鉄骨造の場合は、RC造と比べると音漏れしやすいため注意が必要です。自宅の建物の構造に着目して、スピーカーを取り入れてください。

また、音量自体に配慮することはもちろんですが、ヘッドホンを取り入れて音を漏らさないようにしたり、市販の防音グッズを取り入れたりして工夫するのも手です。特に夜間は、ヘッドホンやネック型スピーカーを活用してより気を付けるようにしましょう。

もっと快適におうち映画を楽しむポイント

プロジェクターやスクリーン、スピーカーなどの機材がそろったら、周囲の鑑賞環境も整えましょう。テーブルや照明、イスなどインテリアを配置する際のポイントをいくつかご紹介します。

テーブル

サイドテーブルや低めのスツールがあれば、それらを活用するのがおすすめ。飲み物やスナックを置くと、おうち映画気分をさらに高められます。サイドテーブルやスツールであれば簡単に移動させられるため、おうち映画以外の用途でも普段使いできます。キャスター付きのサイドワゴンで代用するのも良いでしょう。

照明

雰囲気にこだわりたいのであれば、温かみのある灯りのフロアライトを設置してみましょう。スクリーンの横に左右対象に設置することで、映画館のような雰囲気を手軽に醸し出すことができます。部屋を暗くすれば、さらに没入感を高められるでしょう。なお、白熱電球は温度が上がりすぎると火傷の心配があるため、LED照明を選ぶと安心です。また、ケガや破損防止のため、通路に照明器具を置くのは避けましょう。

イス・ソファ

背もたれの高い座椅子やリクライニングソファがあれば、ゆったりと映画鑑賞が楽しめます。座椅子やリクライニングソファがなければ、大きめのクッションを使ってベッドでくつろぎながら映画鑑賞するのもおすすめ。

特に「ソファや座椅子を置くスペースがない」という場合は、ベッドの上で映画鑑賞を楽しむのも手です。

パラマウントベッドが提供する「Active Sleep BED」は、角度調節が可能です。就寝時はもちろん、リラックスしておうち映画を楽しみたいときにも活躍します。

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おうち映画は工夫とアイテム次第で楽しめる

現在は家庭用プロジェクターやコンパクトなスクリーン、サウンドバーなどが充実しています。これらのアイテムを上手く取り入れれば、コンパクトな部屋であっても十分におうち映画を楽しめます。他の家具の大きさやレイアウトを考慮しつつ、自室に合ったホームシアターの形を追求してみてください。



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