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2022.12.18

睡眠時におすすめのアロマは?寝室の香りを良くするアロマグッズ紹介

睡眠時におすすめのアロマは?寝室の香りを良くするアロマグッズ紹介

「寝つきが悪い」「眠りが浅い」等と睡眠の悩みを抱えている方は少なくないはずです。睡眠の質を高める方法のひとつとして、アロマテラピーがあります。「睡眠にはどんな香りのアロマが効くのか」「どんなアロマグッズを取り入れれば良いのか」とお考えの方に寝室におすすめのアロマの種類や各種アロマグッズの使い方、グッズを取り入れる際の注意点をご紹介します。

睡眠とも深い関係があるアロマテラピーとは?

アロマテラピーとは、植物の葉や花、樹脂などから抽出した天然成分で作られているエッセンシャルオイル(精油)を用いて心身のケアを行なう手法です。「アロマが心身をリラックスさせてくれる」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。そこには、香りが脳へと伝わるルートが関係しています。

香りを嗅ぐと、芳香成分によって鼻の奥にある嗅細胞が刺激されます。すると、嗅細胞に存在する「嗅覚受容体」が働き、香りの情報が人間の感情や本能、記憶を司る脳の大脳辺縁系へ到達します。そこから香りの情報は電気信号となり、ホルモンバランスの調節や自律神経を司る「視床下部」へ伝わります。

香りが大脳辺縁系や視床下部へ伝わることで、自律神経が整えられます。それが、心身の緊張がほぐれて、リラックスへつながると考えられているのです。さらに、好きな香りのアロマを選べば幸福感や満足感も得られてゆったりとした心地になります。 日々の睡眠にアロマテラピーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

リラックス効果が見込める睡眠におすすめの香り8つ

ラベンダーやサンダルウッドなど、リラックス効果が期待できる代表的な香りを8種類ご紹介します。香りの好みは人によって異なるため、テスターで実際に嗅いで選ぶと良いでしょう。

ラベンダー

ラベンダーは上品でフローラルな甘い香りが特徴で、心身の緊張を和らげてくれる「副交感神経」の働きを活発にする効果が期待できます。また、気持ちを静めたいときにもおすすめの香りです。「緊張しやすい」、「眠る前に気が高ぶりやすい」という方は、ラベンダーを中心としたアロマを寝室に取り入れると良いでしょう。

また、一言でラベンダーといっても種類によって香りのイメージが異なります。就寝時にはリラックス効果のある「真正ラベンダー」、すっきりとしたリフレッシュ効果を得たいのであればさらにクリアな香りがする「スパイク・ラベンダー」がおすすめです。

サンダルウッド

香木の一種であるサンダルウッドは、「白檀(びゃくだん)」とも呼ばれています。お香の匂いだといわれれば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。日本人にとって馴染み深いサンダルウッドは、ウッディでエキゾチックな香りが魅力といえます。ラベンダーと同じく神経の高ぶりを鎮めたいときにおすすめの香りです。透明感のある香りでもあるため、集中力を高めたいときや、ストレスを和らげたいときにも向いています。インドの寺院では、今でもサンダルウッドを瞑想時の香りとして取り入れています。

ベルガモット

レモンやオレンジを思わせる、柑橘系の爽やかな香りが特徴的なベルガモット。爽やかさだけでなく、上品さや甘さも兼ね備えた香りで、他のアロマとブレンドしやすいのが特徴です。ベルガモットの精油には、「リナロール」や「酢酸リナリル」などの成分が含まれています。これはラベンダーの精油に含まれている成分と同じで、緊張を和らげてくれる鎮静作用が期待できます。ちなみに紅茶のアールグレイは、このベルガモットの香りを人工的につけたフレーバーティーです。

ネロリ

ネロリは、ミカンの一種であるビターオレンジの花から抽出される香りです。柑橘系とフローラル系の香りを併せ持っているのが特徴で、交感神経の働きを抑えて、気持ちを落ち着かせる効果があります。また、不安感を鎮めて幸福感をもたらす効果もあり、ネロリは「天然の精神安定剤」とも呼ばれています。PMS(生理前症候群)に伴うイライラや不安感などの症状に対し、ネロリを取り入れたアロマテラピーを提案するクリニックもあります。

ローズウッド

バラの花に似た上品な香りと、ウッディ調の温かみのある香りを兼ね備えているのがローズウッドです。ラベンダーやベルガモットと同じく「リナロール」が含まれており、鎮静作用が期待できます。気持ちの高ぶりを抑えて幸福感を覚えさせる香りで、ネロリをはじめとする柑橘系の香りとブレンドするのもおすすめです。ジャスミンやイランイランなど、同じく鎮静作用があるオリエンタル系の香りと組み合わせるのも良いでしょう。

スイートマジョラム

スイートマジョラムは、ほんのり温かみのある甘さとスパイシーさがミックスされたアロマです。交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きを活発にする効果を持っています。気分の落ち込みを改善するため、「眠る前に深い考え事をしてしまう」、「落ち込むと寝つきが悪くなる」という方におすすめの香りです。

サイプレス

イトスギの葉や実から抽出されるサイプレスは、すがすがしいウッディ調の香りが特徴です。ヒノキの香りによく似ているため、日本人にとって馴染みやすい香りだともいえるでしょう。サイプレスの精油に含まれる香気成分「セドロール」には、呼吸を整えてくれる効果があるとされています。呼吸が浅く緊張しやすい方、気持ちが高ぶりやすい方が取り入れると良いでしょう。

ゼラニウム

赤やピンク色の花が印象的なゼラニウムは、バラの花に似たフローラルな甘い香りを持っています。緊張をほぐしてリラックスさせてくれる効果がある他、女性ホルモンの乱れに働きかける効果もあります。ホルモンバランスの乱れによる不眠だけでなく、PMSや生理不順といった症状のケアに適したアロマであるともいえます。

アロマを試してみても睡眠の質が今ひとつ良くならないときは、思い切って使っている寝具を見直してみてはいかがでしょうか。良質な睡眠のために、自分にあった入眠時の角度を見つけてみませんか。パラマウントベッドでは、平らに眠るのではなく、角度をつけて眠る「入眠角度」をご提案。電動ベッド「Active Sleep BED」であれば、ベッドの背や膝の角度を調整して、自分に合った角度を探すことが出来ます。

寝具の見直しをお考えの方は、ぜひこちらのActive Sleep BEDを選択肢のひとつとしてご検討ください。

アロマグッズの種類と特徴

アロマディフューザーやアロマポットなど、アロマグッズの種類は様々です。ここでは、グッズごとの特徴や使い方をご紹介します。どのグッズが自身の寝室に向いていそうか、考える際の参考にしてみてくださいね。ただし、寝室でアロマグッズを使用する際は、火を使わないものが安全でおすすめです。

アロマディフューザー

精油の香りを室内へ拡散させるのがアロマディフューザーです。なかでも特にポピュラーなのが、水面を振動させて香りの霧を拡散させる超音波式のもの。超音波式のアロマディフューザーには加湿の効果もあるため、寝室の乾燥が気になる場合にも使えます。その他、精油を入れたビンに細い棒を立てて香りを拡散させるリード式のアロマディフューザーがあります。こちらはデザイン性が高いものが多く、インテリアとして取り入れてみるのも良いでしょう。

アロマランプ

精油を電気の熱で温め、それによって香りを拡散させるアロマグッズです。香りを楽しみながら、温かみのある優しい光も楽しめるのが魅力。コンセントに接続するタイプのもの、電池式のものなど種類も様々です。アロマグッズとしてはもちろんですが、デザイン性を楽しむ間接照明として活用するのもおすすめです。

アロマプレート

セラミックや石膏などの素材でできたプレートに精油をしみこませ、香りを拡散させるアロマグッズです。値段が手ごろで持ち運びやすいコンパクトなものが多く、アロマテラピー初心者の方でも取り入れやすいのが魅力。香りの拡散力は穏やかですが、香りの持続期間は1日~数日間と比較的長めなのも特徴といえます。ベッドボードやベッドサイドテーブルの他、目覚まし時計を置いている場所があればそこに並べて飾れます。

睡眠時にアロマを取り入れる際の注意点

アロマグッズを寝室に取り入れる際は、精油の取り扱いや保管方法などいくつかの注意点を把握しておく必要があります。快適な寝室を作れるよう、注意点をしっかり守りましょう。

火気に注意

精油が引火したり、キャンドルの場合は誤って倒してしまうと火災につながったりするおそれがあります。寝室には、アロマディフューザーやアロマランプ、アロマプレートといった火を使わないアロマグッズを取り入れるようにしましょう。

精油の原液が皮膚や粘膜に触れないようにする

精油の原液は、原材料から抽出されたときよりも濃縮されています。そのため刺激が強く、原液が皮膚や粘膜につくと赤みや発疹などの症状がみられることがあります。万が一付着した場合は、清潔な水で十分に洗い流します。

高温多湿の場所での保管は避ける

精油は、日の当たらない涼しい場所で保管しましょう。高温多湿な場所、直射日光の当たる場所では精油の劣化が早まってしまいます。

睡眠前にアロマを楽しむ方法

エッセンシャルオイルを垂らした湯船に浸かる、精油スプレーを使うなど、眠る前に楽しめるアロマテラピーの方法をいくつかご紹介します。

湯船にバスオイルやバスソルトを入れる

入浴は、心身の緊張をほぐすのにも効果的です。アロマバスオイルやバスソルトを湯船へ入れて、しっかりと浸かってみてください。湯船に浸かることで全身の血行が促進され、身体の緊張がほぐれてリラックスできます。なお、精油を直接お湯へ垂らすのは避けてください。油はお湯や水には溶けないため、油が水面に浮き、肌に付着してしまう可能性があります。肌に付着することで、痒みや赤みなどの肌トラブルにつながる危険性があるのです。湯船に入れる際には精油を直接垂らすのではなく、精油が配合されたバスオイルやバスソルト等の入浴剤を使用して楽しみましょう。

お湯を入れたマグカップに精油を垂らす

お湯を入れたマグカップに、精油を2~3滴垂らします。湯気と一緒にアロマの良い香りがしてくるので、深呼吸しながら香りを楽しみましょう。ただし、小さなお子様やペットがいる場合は、誤飲事故が起こらないよう注意しましょう。

寝具や寝室に精油をスプレーする

アロマスプレーを、いつも使っている寝具や寝室に使うのもおすすめです。寝具に使う場合は、枕に使うと良いでしょう。寝室に使うときは、空気中に吹きかけるイメージでスプレーします。「3~4歩で1スプレー」を目安にすると、お部屋の香りがきつくなりすぎません。

精油をしみ込ませたティッシュを枕元へ置く

「寝具にスプレーで精油を吹きかけるのはちょっと…」という方は、精油をしみ込ませたティッシュやコットンを枕元に置いて香りを楽しむのが良いでしょう。1~2滴ほど垂らすだけで、十分に香りを楽しめます。

良い睡眠のためには、寝返りしやすく頭と首、肩の負担を軽減してくれる枕を選ぶことが大切です。Active Sleepシリーズの「PILLOW by Active Sleep」は、厚さ5mmの高さ調整パッドが2枚入っており、枚数の増減により高さ調整が可能。また、80cmの幅広サイズで寝返りも打ちやすく、心地良い眠りをサポートします。

詳しくは、こちらのPILLOW by Active Sleepをご覧ください。

毎日の睡眠にアロマを取り入れてみよう

睡眠の質を改善する手段のひとつとして、アロマテラピーをご紹介いたしました。気持ちを落ち着かせる鎮静作用のある香り、不安感を抑えて幸福感をもたらす香りなど、睡眠時に取り入れたいアロマには様々な種類があります。ディフューザーやリードなど香りを拡散させるグッズも多く展開されているため、注意点を把握したうえでどのグッズを選ぶか吟味すると良いでしょう。

快適な寝室を作るためには、アロマだけでなく今使っている寝具そのものを見直すことも検討してみてください。Active Sleepの「Active Sleep MATTRESS」は、スマートフォンの専用アプリや操作パネル(別売り)で硬さを調節できるマットレス。腰や肩、頭など各部位ごとに10段階で硬さの調節ができ、快眠をサポートします。Active Sleep MATTRESS の詳細は、以下のページでご紹介しています。

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