腰痛改善目的で運動に興味がある方が多数?腰痛と運動の関係性とは
Active Sleepをご利用の方に腰痛とセルフケアにまつわるアンケートを実施したところ、20代~70代の男女313名から回答を得ました。今回は、この調査から見えてきた「腰痛」と「セルフケア」の関係性についてお伝えします。
年を重ねるごとに腰痛に悩む方が増えている
「あなたは腰痛になったことがありますか」という質問を年齢別に集計したところ、「時々腰痛がある」「慢性的に腰痛がある」と回答した方は、30代以降で増加しました。
特に40代~60代は3分の2以上が腰痛の症状があると回答をしています。
腰痛の原因として考えられるものは〇〇が多い
次に、「腰痛の原因になっていると思われる生活習慣等は何ですか」という問いに対しては、「運動不足」を挙げた方が最も多い結果となりました。
そのほか、デスクワークや力仕事、立ち仕事などの職種に関わるものや、加齢・肥満などの年齢・体型に関わる原因が挙げられました。
原因となる生活習慣として「運動不足」と答えている方が多いことは、次の設問にも現れています。「腰痛対策として運動に興味がありますか」という質問に対して、どの年代も「少し興味がある」「興味がある」「既に腰痛対策として運動をしている」と回答した方がほとんどでした。
腰痛対策としての運動に興味がある方がどの年代でも多いのに対して、現在運動できている方は多くないようです。
腰痛対策としての運動に「興味がある」「少し興味がある」と回答した方に、運動をしていない理由を尋ねました。最も多い回答が「忙しい」、次に「どんな運動が腰痛にいいのかわからない」といった回答でした。運動が大切であることはわかっていながらも、日常的な運動となるとなかなかハードルが高いようです。
効果的なセルフケアとして〇〇を挙げている人が多数
腰痛に効果的なセルフケアについても尋ねてみました。「運動不足」を腰痛の原因と挙げている方が多い分、「筋力トレーニング」や「ストレッチ・ヨガ・体操」などの身体を動かすセルフケアが上位にランクインしています。ついで、「腰痛を和らげるマットレスや寝具利用」がランクインしています。運動が大切であることは理解できていても、なかなか実践に至っていない方が多いのが実情です。
また、人によっても差がありますが、1日7時間睡眠を取るとすると、1日の3分の1近くの時間を睡眠に費やしています。長い時間を過ごす寝具からセルフケアを見直してみるのも一つの手です。
まとめ
年とともに症状が出てくる方が多くなる腰痛。運動不足が主な原因と捉え、運動をした方が良いと考えている方がどの年代でも多くいらっしゃいました。運動に興味があっても、どのように取り入れるのが良いかわからなかったり、そもそも忙しくて運動する時間がなかったり、ハードルが高いようです。
「できる・つづける腰痛セルフケア」 塩野義製薬株式会社