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2024.01.18

羽毛布団の選び方とは?おすすめの種類や長持ちさせる方法も解説!

羽毛布団の選び方とは?おすすめの種類や長持ちさせる方法も解説!

羽毛布団は、種類によって暖かさが異なります。快適な睡眠をとるためにも、自分に合った羽毛布団を選ぶことが大切です。今回は、羽毛布団の選び方を解説するとともに、羽毛布団が暖かくなる仕組みや長持ちさせる方法なども詳しく解説します。

羽毛布団の「ダウン率」とは

羽毛布団の中には、羽毛(ダウン)だけが入っているわけではありません。羽毛(ダウン)と合わせて羽根(フェザー)が含まれており、羽毛の割合が大きいほど暖かさを感じやすい羽毛布団になります。羽毛(ダウン)は、一般的に「ダック(アヒル)」と「グース(ガチョウ)」が用いられ、羽毛(ダウン)の種類によっても差が出ます。

羽毛布団の選び方として、決め手になるのが「ダウン率」です。羽毛布団のダウン率とは、布団の中に入っている羽毛(ダウン)の割合を意味します。

羽毛布団は、ダウン率を50%・80%・90%・93%の4つの基準で分けることができます。ダウン率によって特徴があるため、把握した上で購入するのが良いでしょう。それぞれの特徴について以下で解説します。

ダウン率50%以上

いわゆる「羽毛布団」と呼ばれる製品は、ダウン率が50%以上のものを指しています。50%未満になると「羽根布団」に分類され、「羽毛布団」と表記することはできません。

羽毛(ダウン)には、軽くて保温性が高い特徴がある一方で、羽根(フェザー)は羽根軸がある分、羽毛(ダウン)より重量があります。また、羽根(フェザー)は羽毛(ダウン)より保温性が低いため、ダウン率50%台の羽毛布団は、軽さ・保温性を感じづらいものがあります。

ダウン率80%以上

ダウン率50%以上の羽毛布団と比べると、軽くて保温性が高くなります。また、値段は比較的リーズナブルなため、ダウン率80%台の羽毛布団は選びやすいランクといえます。しかしながら、真冬に使用する場合は寒く感じる方もいるでしょう。

ダウン率90%以上

羽毛布団の軽さや暖かさを実感しやすいのはダウン率が90%台のものからでしょう。ダウン率が90%台になると、フェザー特有のガサガサとした肌触りが解消され、柔らかな羽毛に包まれた心地で眠ることができます。

高品質の羽毛布団を求めている方は、ダウン率90%以上の羽毛布団を選ぶと良いでしょう。

ダウン率93%以上

羽毛の精製技術上、ダウン率100%という羽毛布団は存在しないため、ダウン率93%以上が最高ランクとされています。羽毛布団特有の軽さや暖かさが感じられます。

ダウン率50%以上が羽毛布団となりますが、ダウン率90%以上のものを選ぶことで羽毛布団の魅力を実感しやすいでしょう。そのため、羽毛布団の品質にこだわりたい方は、ダウン率が90%以上の製品をおすすめします。

Active Sleepの「DOWN COMFORTER」、「DOWN COMFORTER LIGHT」はダウン率90%の羽毛布団です。羽毛布団をお探しの方は、下記のページにて詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。



羽毛布団の種類とは

羽毛布団には、「本掛け羽毛布団」と「羽毛肌掛け布団」といった種類があります。主に寒い季節に活躍するのが、厚みや重量のある「本掛け羽毛布団」、夏に使いやすいのが軽やかな「羽毛肌掛け布団」と、それぞれに特徴があります。特徴にあわせて使い方も異なるため、羽毛の掛け布団を購入する際は目的に合ったものを選びましょう。

ここでは、本掛け羽毛布団と羽毛肌掛け布団について詳しく解説します。

本掛け羽毛布団

掛け布団の中でも厚みがあり、真冬でも暖かさが感じられるタイプです。密度が高いため、重量もあり、一般的には1.3kg前後のものが多いでしょう。特に、本掛け羽毛布団は、「冬用羽毛布団」と呼ばれることもあり、保温性が高く、寒さに弱い方や寒冷地に暮らす方にもおすすめです。

しかし、本掛け羽毛布団は冬の寒さを乗り越えられる分、夏は暑く感じやすいです。そのため、夏以外の3シーズンで活用できる布団といえるでしょう。また、厚みがあるため、収納スペースを確保する必要があります。

羽毛肌掛け布団

本掛け羽毛布団よりも薄手のタイプを羽毛肌掛け布団といいます。本掛け羽毛布団との違いについて明確なラインはありませんが、羽毛肌掛け布団のほうが重量も軽くシングルサイズでは0.3kg前後のタイプが一般的です。「肌布団」や「ダウンケット」と呼ばれることもあり、春先から秋口まで活躍する他、夏の冷房対策にも向いています。

人間の身体は寝ている間も体温が変化するため、就寝中に足が冷えているということも少なくありません。特に、夏は寝ている間に汗をかいたり、汗で身体が冷えたりと体温が変化しやすく、冷えを防ぐためには羽毛肌掛け布団の保温性が重宝します。また、秋口になると朝晩の気温が下がり、入眠時と寝ている間の気温差で身体が冷えていたというケースもあるでしょう。気温差を感じやすい季節は、タオルケットや本掛け羽毛布団と羽毛肌掛け布団を組み合わせながら温度調節をすると良いでしょう。

このように、羽毛布団と一括りにしても、種類によってそれぞれ特徴があります。特徴によって活躍する季節が異なるため、両方を持っておくことで季節に合わせて一年中活用することが可能です。特に、四季のある日本では、季節によって気温が大きく異なるため、本掛け羽毛布団と羽毛肌掛け布団を上手に使うことで心地良い睡眠に役立つでしょう。また、暮らしている地域の気候に合わせて、羽毛布団とタオルケットを組み合わせるなど、使い方を工夫することもおすすめです。

Active Sleepでは、本掛け羽毛布団の「DOWN COMFORTER by Active Sleep」と羽毛肌掛け布団の「DOWN COMFORTER LIGHT by Active Sleep」をご用意しています。いずれもダウン率90%であり、季節を問わず快適な睡眠を求める方におすすめです。また、羽毛はハンガリー産
ホワイトダック羽毛を日本で丁寧に精製しており、ボリューム感のある羽毛布団に仕上がっています。

四季を問わず、羽毛布団を活用して質の高い睡眠を確保したい方は、ぜひ下記よりActive Sleepのページをご覧ください。あなたの快適な睡眠をサポートいたします。



羽毛布団の概要と暖かい仕組み

羽毛布団は暖かさを感じやすい布団です。羽毛布団が暖かい理由は、羽毛布団の構造や使用している羽毛の種類にあります。ここでは、羽毛布団の概要と暖かくなる仕組みを詳しく解説します。

羽毛布団に使われている羽毛と羽根

羽毛布団には、鳥の羽毛と羽根が使われています。中でも、メインで使用されているのが「アヒル」、「ガチョウ」などの水鳥です。羽毛(ダウン)は水鳥の胸部に密集している毛を指し、タンポポの綿毛と同じような形状になっています。羽毛は、寒くなると膨らんで空気を含むという性質が特徴です。一方で羽根(フェザー)は、水鳥の翼に生えており、羽根軸があります。

羽毛布団に水鳥が選ばれるのは、陸鳥には羽毛(ダウン)がほとんどなく、陸鳥の羽根(フェザー)は、水鳥と比べて吸水性や保温性が低いことが理由です。水鳥の羽毛と羽根の特徴が、羽毛布団としての暖かさを実現しています。

羽毛布団が暖かくなる仕組み

羽毛には、羽毛の細かな枝が空気を含んで層をつくる性質があります。また、羽毛布団は格子状に仕切られたキルト構造になっているため、内部の羽毛が均一に散らばり、暖かさが偏らない点が大きな特徴です。さらに、羽毛布団は生地(カバー)によっても暖かさが異なります。特に、綿は、保温性に優れているため、冬におすすめです。

羽毛として使われる鳥の種類

羽毛布団に使われる羽毛は、「ダック(アヒル)」、「グース(ガチョウ)」の2種類が一般的です。それぞれ特徴が異なるため、詳しく解説します。

ダック

アヒルの羽毛をダックダウンといいます。グースに比べると小柄なサイズで、ダウンのサイズも小さいのが特徴です。そのため、ボリュームを出すためには、ダウンの量を増やす必要があり、グースを使用する羽毛布団よりも重量が重くなります。

ダックダウンは手に入りやすく、比較的リーズナブルな価格で売られているため、初めて羽毛布団を購入する方におすすめです。また、普段は使わない来客用の羽毛布団として購入する際にも向いているでしょう。

グース

ガチョウの羽毛をグースダウンといいます。ダックよりも大柄であり、その分ダウンのサイズも大きめです。グースダウンは、軽くて掛け心地が良く、保温性に優れています。グースダウンを使用して作られた羽毛布団は、ダックダウンを使用したものよりも高額になる場合が多いため、羽毛布団を長く活用したいという方におすすめです。

マザーグース

卵を採取することを目的として飼育されている、グースの親鳥を「マザーグース」といいます。通常のグースよりサイズが大きく、成熟したダウンがとれるのが特徴です。マザーグースのダウンを使った羽毛布団は、弾力や保温性も高く、高品質のものが多く販売されています。

羽毛布団を長持ちさせるためのポイント

羽毛布団を購入するなら、長く使える高品質なものを選ぶことをおすすめします。しかし、高品質な羽毛布団も使い方を間違うと、質が悪くなりやすいので注意が必要です。羽毛布団は、購入後のお手入れにも気を配ることで、長く使い続けられます。ここでは、羽毛布団を長持ちさせるためのお手入れ方法や羽毛布団の使い方の注意点を解説します。

布団カバーを掛けて使う

羽毛布団を長持ちさせるためには、布団カバーを掛けることが大切です。布団カバーを掛けずに使うと、羽毛布団の側生地に傷がつきやすく、羽毛布団の機能性が低くなる可能性があります。万が一、側生地が破れると中のダウンが飛び出て舞ってしまい、使用できなくなってしまうことがあります。

また、羽毛布団に汚れが付着するのを避けるためにも、布団カバーが役立ちます。長く使う羽毛布団だからこそ、汚れが付着するのを防いでいつまでも綺麗な状態で使えるようにすることが大切です。

湿気を逃がしやすくする

羽毛布団は、湿気がこもりにくいという特性があります。そのため、木綿布団のように毎日干す必要はありませんが、長持ちさせるためには、月1〜2回程度の陰干しがおすすめです。直射日光を浴びると、生地が劣化してしまう原因になるため注意しましょう。
また、朝起きたタイミングで、布団をすぐにたたむのではなく、裏返したりめくったままにしたりしておくと、湿気がこもるのを防げます。

臭いがつかないようにする

羽毛布団の近くで、料理や食事をすると強い臭いが染み付いてしまう可能性があります。また、一緒に保管していたものの臭いがつくこともあるため、保管場所にも注意が必要です。

どうしても臭いが気になる場合は、陰干しを行って乾燥させましょう。また、羽毛布団をたたんで中の空気を抜いて入れ替える方法もおすすめです。こうした作業を何度か繰り返すと、臭いが軽減します。それでも、なかなか臭いがとれない場合は、クリーニングに出しましょう。

丁寧に収納する

羽毛布団を収納する際は、先に熱や湿気を逃がしておくことが大切です。羽毛布団は、長期間使用していると、布団の中に湿気がこもっている可能性があります。収納前には、肌に触れていた部分が表になるように裏返すなどで、熱や湿気を十分に逃がしておきましょう。また、陰干しをして体温による熱や湿気を逃がすのも良いでしょう。

湿気を逃がした後は、羽毛布団用保管ケースに入れて保管することをおすすめします。羽毛布団は、圧縮袋に入れると羽毛が傷んでしまう可能性があるため、圧縮袋の使用はあまりおすすめできません。また、重いものを羽毛布団の上に乗せると羽毛が潰れてしまいます。潰れた羽毛は、空気を含まなくなるため、羽毛布団の保温性が低くなって本来の効果を発揮できなくなるでしょう。羽毛布団は、押し入れやクローゼットの一番上に乗せて収納することがおすすめです。収納時には、念のために防虫剤を置いておくと安心でしょう。

羽毛布団には、様々な種類があり一年を通して季節に合わせてお使いいただけます。
ぜひ一度以下ページより、ご覧ください。



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