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2024.05.17

QOLの意味とは?QOLを高める方法や役立つアイテムもご紹介

QOLの意味とは?QOLを高める方法や役立つアイテムもご紹介

近年、「QOL(クオリティーオブライフ)」という言葉を耳にすることが増えてきました。QOLは、誰もが心身ともに健やかな生活を営むうえで重要なポイントです。今回は、QOLの意味を解説するとともに、QOLを高める方法や役立つアイテムを紹介します。

QOLとは


QOLとは「Quality of Life」の頭文字をとった言葉です。「生活の質」や「生活の満足度」を示しており、従来は医療や介護現場で使用されてきました。たとえば、病気や怪我に見舞われると、適正な治療を受けるために苦痛や活動の制限を強いられてしまうこともあるでしょう。そのような状況で生活の質が下がってしまうと、治療に向かうモチベーションに影響することがあります。また、看護をする側 にとっても生活の中で制約が増えることにより、ストレス過多になってしまうことも想像できます。そのため、医療や介護の現場では、生活の質を保ちながら治療や介護をすすめることが大切であるとされています。

現在は、医療や介護の現場に限らず、ビジネスや日常生活においてもQOLという言葉が一般的に用いられるようになりました。ビジネスの現場では、個人のQOL向上により、健やかに業務に取り組めるようになり、生産性向上やひいては企業の発展にもつながることが期待されています。また、高齢社会を迎えている現代においては、単に長生きをするだけではなく、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間として「健康寿命」の考え方も浸透してきています。QOLは、現代社会を生きる私たちにとって重要なポイントになってきているのです。

QOLの評価指標「SF-36」とは


QOLの評価指標として「SF-36」を用いられることがあります。SF-36は、正式名称を「MOS 36-Item Short-Form Health Survey」といい、アメリカで作成されました。現在は、世界中の医療・介護の現場で広く活用されており、信頼性の高い評価指標です。SF-36では、健康概念を測るために、身体機能、社会生活機能のような機能としての概念や心の健康、活力など目には見えない部分の概念を含めた8つの項目を設けています。

  • 身体機能
  • 日常役割機能(身体)
  • 体 の痛み
  • 全体的健康感
  • 活力
  • 社会生活機能
  • 日常役割機能(精神)
  • 心の健康

参考:
SF-36 | Qualitest株式会社

このように幅広い項目を網羅しているため、要介護者や特定の疾患をもつ患者だけでなく、持病がない方でも幅広い年齢層のQOLを測る際の参考にできるでしょう。

QOLを構成する要素


QOLの「L(Life)」には、「生命」「生活」「人生」などの意味があります。
QOLを高めるためには、これらの視点から考えることが大切です。心身ともに健康な状態を保つことで、「生命」の質の維持につながります。「生活」を豊かにするためには、生活自体を見直し、生きづらい要素を改善することが必要になるケースもあるでしょう。自分らしさを大切にしながら社会と関わっていくことで、「人生」の質向上にもつながります。

QOLは年齢や体力、現在の状況に関わらず生活の質を表す概念です。「生命」「生活」「人生」を豊かにし、自分らしく暮らせるようにQOLを高めていきましょう。

QOL向上のためにできること

QOLの向上のためにできることとして挙げられるのが、生活習慣の見直しや運動、趣味を楽しむといった日常的な行動です。ここでは、QOLを高める ための具体的な行動をご紹介します。

規則正しい生活を心がける


QOLの向上において、ベースになるのが毎日の暮らしです。特に、食生活や睡眠の質を高めることは、QOLにとって大切な要素になります。睡眠不足が続けば、疲労感が増し、心身ともに不安定な状態になる可能性があります。また、食生活が乱れると栄養バランスが崩れ、身体を壊しやすくなることもあるでしょう。自身の体調に合わせて規則正しい生活を送り、健康維持を図ることで、QOLを高めることができます。

しかし、一度に全ての要素を改善しようとすると、かえってストレスを感じる可能性があるため注意が必要です。無理のない範囲で取り組めそうな要素からチャレンジするのが良いでしょう。たとえば、睡眠の質を高めるために、寝具を変えたり自分の睡眠傾向を把握したりすることから始める方法もあります。少しずつ生活を整えることで、QOLが徐々に向上していくでしょう。

運動を取り入れる


適度な運動は、生活習慣病や身体機能低下の予防になるため、QOLの向上につながります。普段運動する習慣がない方は、少しずつ運動を取り入れるようにしましょう。いきなりハードな運動に取り組む必要はありません。たとえば、普段は車 や自転車で移動するところを徒歩に変えたり、エスカレーターではなく階段を利用したりするだけでもQOLの向上に役立ちます。

体調や身体の調子は人それぞれ異なるため一概にはいえませんが、ウォーキングやジョギング、ストレッチ、ラジオ体操などは比較的始めやすい運動です。自身の体調に合わせて取り組みやすい運動から始めるのがおすすめです。

趣味を楽しむ・見つける


QOLを向上させる上で、プライベートの充実は重要なポイントです。プライベートを充実させるためには、趣味を見つけて楽しむのが良いでしょう。趣味をもつと、単純に楽しいだけではなく、これまで知らなかった世界に触れることで視野も広がりやすくなります。また、同じ趣味をもつ仲間ができることによって外出の機会が増える他、趣味の探求からスキルアップにつながる可能性もあります。

今は趣味がないという方も、まずは自分の興味が向いたことに取り組んでいくと、人生を豊かにするやりがいや生きがいが見つけられるでしょう。

定期的な掃除・整理整頓を心がける


部屋が散らかっていると物の所在がはっきりせず、頻繁に探し物をするようになるでしょう。すでにもっている物を何度も購入して、無駄遣いをすることも増えてしまうかもしれません。こうした状況が続くと、ストレスが溜まる原因にもなりえます。一方、整理整頓が行き届いた部屋では、リラックスした状態で過ごしやすく、心に余裕をもちやすくなります。そのため、QOLを上げるためには、整った綺麗な部屋で過ごすことも大切です。

QOL向上を手軽にできる!役立つアイテムとは

日常的な行動の見直しはQOL向上につながりますが、状況によっては、生活習慣を変えたり、すぐに運動を取り入れたりすることが難しい場合もあるでしょう。生活習慣の見直しはハードルが高い・・・そんな場合は、 身体のケアに大きく関わる寝具や家事の負担軽減につながる家電などを取り入れてみてはいかがでしょうか。家電や寝具の中には、生活習慣の改善をはじめ、QOL向上をサポートするものが数多くあります。以下では、QOL向上に役立つアイテムを紹介します。

電動ベッド


睡眠は人生の3分の1を占めるといわれており、QOL を高めるうえでも重要な要素です。健やかな睡眠をとり、十分に休養することで日中のパフォーマンス向上にもつながります。身体に合わない寝具が原因で、眠りが浅いという方も少なくありません。QOL向上を図るのであれば寝具を新調するのも一つの手段です。

たとえば、リラックスできる姿勢で休める電動ベッドを取り入れてみてはいかがでしょうか。「Active Sleep BED」は、少し確度をつけて眠る「入眠角度」によって心地良い寝落ちをサポートします。Active Sleep ANALYZERとの併用 で、入眠後は静かにフラットな状態になり、寝返りを打ちやすくします。起床時間になると、ゆっくりと角度がつき自然な目覚めを促します。更に、スマホアプリと連携することによって睡眠時の状態の確認も 可能です。睡眠に関する アドバイスも得られるため、QOL向上と合わせて健康管理にもご活用いただけます 。



スマートウォッチ


QOLを向上させるガジェットとして近年広く浸透しつつあるのが、スマートウォッチです。腕時計としての機能に加えて、着信通知や電子マネー決済機能などが搭載されており、日常生活の様々なシーンで役立ちます。また、スマートフォンやタブレットと連動させることで、スマートウォッチで計測した心拍数や歩数、睡眠時の状態などを管理できる点もメリットといえます。

機種によって機能の特徴が異なるため、ライフスタイルに合った機能が備わったタイプを選ぶと良いでしょう。たとえば、日頃からフィットネスやスポーツをしている方は、ワークアウト管理ができるタイプ、アウトドアで利用する場合は、防水タイプなどです。その他、スマートフォンのOS・バージョンとの互換性やバッテリーの駆動時間なども機種によって異なるため、用途にあった機能のものを取り入れましょう。

睡眠アプリ


睡眠アプリを活用すると、睡眠の状態や時間、いびきなどを記録することができます。睡眠の質が可視化されるだけでなく、アプリによっては睡眠の質を分析する機能もあるため、より良い睡眠環境を整えるのに役立つでしょう。

睡眠アプリの中には、睡眠時間だけでなく、眠りの深度を観測できる機能がついているタイプもあります。また、いびきや寝言が気になる方は、録音機能が備わっているアプリを 使うのも一つの手です。その他、睡眠のリズムを計測し、浅い眠りに入ったタイミングでアラームが鳴るよう設定できるタイプなどもあり、朝起きづらい方や目覚めが良くない方に向いているものもあります。自分の睡眠パターンや睡眠に関する悩みに合わせて選ぶと良いでしょう。

ロボット掃除機


部屋を整理整頓して綺麗な状態に保ちたいと思っていても、家事に費やす時間がないという方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめしたいのがロボット掃除機です。掃除機がけや床の拭き掃除などの家事の負担軽減に役立ちます。またロボット掃除機を導入すると、床に物を置きにくくなるため、自然と部屋が片付きやすい点も副次的なメリットといえるでしょう。

ロボット掃除機は年々進化しており、ゴミを吸い込むタイプだけでなく床を水拭き掃除ができるタイプやスマホで遠隔操作可能なタイプなどもあります。部屋の形状やライフスタイルに合ったロボット掃除機を選ぶようにしましょう。

食洗機


負担が大きい家事として食器洗いをイメージする方もいるでしょう。食洗器を利用することで、食事で使用した食器を入れるだけで食器洗いが完了します。一人暮らし用の小型サイズもあるため、生活環境に合わせて選びやすいアイテムといえるでしょう。

食洗機を選ぶ際は、搭載機能や設置方法を確認しましょう。たとえば、乾燥機つきの食洗機を選べば洗浄完了後に濡れた食器拭く作業が不要になります。また、タンクに水を入れて使うタイプであれば、水道工事が不要で導入可能です。給水する手間はかかりますが、賃貸マンションでも手軽に導入できます。

電子書籍専用端末


趣味を見つけることはQOLを向上するために必要なポイントの一つです。たとえば、読書は知識や語彙力を高められる他、リフレッシュをするうえでも役立つ趣味といえるでしょう。

しかし、書籍はかさばるため置き場に困ることもあるでしょう。そこで電子書籍専用端末を活用すると、端末内で書籍を管理できるため物理的なスペースが必要ありません。また、店舗に出向かなくてもインターネット上で手軽に書籍を購入できます。

電子書籍専用端末には発するブルーライトが少ないタイプや防水タイプなどがあるため、生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

QOLが下がってしまう原因

QOLは、暴飲暴食や睡眠不足、他人とのコミュニケーション不足など様々な要因で下がってしまいます。ここでは、QOLが下がる原因を4つ紹介します。

生活習慣の乱れ


食生活の偏りや睡眠不足、運動不足などによる生活習慣の乱れは、QOLの低下を引き起こしやすい原因の1つです。1日のうち多くの時間を占める睡眠の質は、QOLの維持や向上に特に影響を与えやすい傾向にあります。睡眠不足や寝つきが悪く眠りが浅い状態が続くと、集中力や判断力の低下、疲労感・ストレスの蓄積につながります。生活全般を一度に改善することは難しいですが、QOLに影響を与えやすい睡眠を整えることで、QOLの改善につながります。

「Active Sleep BED」は、その日の気分や体調にあわせてお使いいただける電動リクライニングベッドです 。足を少し高くする、ベッドの背を少し上げる等調整ができるため、その日の状態にあった気持ちいい角度に設定いただけます。生活習慣の乱れが気になる方は、寝具を見直すところから始めてみてはいかがでしょうか 。


仕事への満足度が低い


仕事への満足度も、QOLに影響を与えやすい要素の一つです。仕事にやりがいを感じられないときは、淡々と業務をこなし終業時間を待つだけになってしまい、楽しみを見出すのが難しいでしょう。 自宅よりも職場で過ごす時間のほうが長い方もいるため、仕事に対する満足度を上げることは大切なポイントです。

現在従事している仕事に満足できていないという方は、スキルアップを図ったり転職をしたりといったアクションをとってみることも一つの手です。そのためには、自身の仕事に対する満足度が低い理由を把握すると良いでしょう。「年収を上げたい」「人間関係が悪い」「プライベートとの両立を図りたい」など、現状の悩みを踏まえたうえでアクションを起こせば、より仕事の満足度も高めやすくなるでしょう。

人間関係の悪化


日常生活を送っていく中で、自分以外の方々と接する機会は多くあります。職場に限らず、友人や家族、近隣住民など関わる方は 様々です。自身と周囲の方々との人間関係が悪化すると、ストレスがかかりQOL低下につながる可能性があります。

できるだけ円滑な人間関係を構築するためにも、ある程度話し合いで歩み寄ることも大切です。また、相手によっては距離を置いて関わり方を変える必要もあるでしょう。人間関係が原因でQOLが下がっていると感じる方は、自らアクションを起こして状態を変化させることが大切です。

他人との交流がない


近年、企業でリモートワークが浸透していることもあり、他人との交流の機会が減っている方もいるでしょう。また、職場に出向く方でも、自宅と職場との往復で毎日が流れていくというケースも考えられます。

QOLを高めるためには、自宅と職場以外のリラックスできる「サードプレイス」をもつことをおすすめします。サードプレイスとは、カフェやバー、習い事、スポーツジムなど、他人との交流や接点をもてる場所のことです。物理的な場所に限らず、SNSを活用したネット上のコミュニティもサードプレイスの一つとして挙げられます。自宅や職場だけで過ごすのではなく外に居場所を作ることで、社会の一員であることを体感しやすく、QOLも向上しやすいでしょう。

QOLの見直しは普段の生活から

QOLを高めるためには、普段の生活から見直すのが良いでしょう。日常生活から取り組むことでハードルも低く、健康に直結しやすいメリットがあります。
いきなりガラッと生活を変えるのが難しい場合は、部屋を整理整頓したりスマート家電を投入して健康管理や家事の負担を軽減したりと、身近なところから少しずつ変えてみましょう。 一日の中で長い時間を占める、睡眠環境の見直しもおすすめです。あなたにあったQOLの高め方を見つけて、取り入れてみてください。

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