快適な睡眠に役立つアイテムの1つに電動リクライニングベッドがあります。生活に取り入れたいけれど、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。電動リクライニングベッドは大きな買い物になるため、慎重に選びたいものです。今回は、電動リクライニングベッドの機能を紹介する他、メリットやデメリットを踏まえながら選び方を解説します。

電動リクライニングベッドのメリットとは？

電動リクライニングベッドには多くのメリットがあります。電動リクライニングベッドの魅力を事前に把握しておけば、購入する際の参考になるでしょう。ここでは、電動リクライニングベッドのメリットを3つの角度から紹介します。

起き上がりの姿勢や座位姿勢が楽になる

電動リクライニングベッドは、モーターの力で背もたれの角度を自由に調節できます。体調が悪く身体を起こしにくいときや痛みがあるときでも、起き上がりやすくなる点がメリットです。機種によっては、背もたれだけでなく脚  部の高さ調整も可能なため  、足をあげて  むくみ や疲れのケアをする際にも重宝するでしょう。また、ベッドの上で本を読んだりパソコンを使ったりする場合も、作業しやすい姿勢に調節できます。

リクライニングソファ代わりになる

一部屋にベッドとソファの両方を設置したいと思うと、広いスペースを確保しなければなりません  。しかし、電動リクライニングベッドの「リクライニング機能」を使うと、背もたれの角度が調節でき、リクライニングソファの代わりになります。1台で2つの役目を担ってくれる電動リクライニングベッドは、スペースが限られている部屋にもおすすめです。また、ベッドの上で仕事や趣味の作業をする場合でも、楽な姿勢で作業ができるため重宝するでしょう。

通気性に優れている

電動リクライニングベッドのフレームは、スチール素材が使われているケースが一般的です。木や布、革素材のフレームだと、どうしても湿気に弱く早く劣化する可能性があります。一方、スチール素材は湿気やカビに強いため、清潔な状態で長く使うことが可能です。また、電動リクライニングベッドのフレームはある程度の高さが設けられているため、ベッド下の風通りが良く通気性にも優れています。背もたれの角度や脚部の高さを調整することで、フレームとマットレスの間に空間ができることで、より空気をこもりにくくすることができます。 睡眠に限らず仕事や趣味の時間をベッドの上で過ごす際にも、快適に過ごせるでしょう。

機能だけじゃない！見た目もこだわった電動リクライニングベッドが増加

電動リクライニングベッドといえば、介護向けに作られた無機質なベッドのイメージを持つ方もいることでしょう。しかし、現在では介護用に限らず日常使いするケースが増えており、電動リクライニングベッドのデザインもシンプルかつスタイリッシュに変化しつつあります。従来の無機質なベッドだと、日常生活に取り入れることを躊躇する方もいたかもしれません。特にベッドとしての機能だけでなくソファとしても利用したい方にとっては、インテリアとの調和が気になるでしょう。しかし、今では、インテリアとの親和性も高いスタイリッシュな電動リクライニングベッドが増えてきています。寝室に限らずリビングなどにおいても違和感ないものが増加しているため、電動リクライニングベッドは今やあらゆる年代の方が気兼ねなく選べるアイテムといえるでしょう。

「Active Sleep BED」は、年齢を問わず多くの方が活用しやすいデザインの電動リクライニングベッドです。  その日の気分に合わせた調整ができ、快適な寝姿勢を追及できます。人は、背中の角度をつけて上半身を少しあげると肺の圧迫が軽減され 横隔膜が下がるため呼吸がしやすくなります。Active Sleep BEDをActive Sleep ANALYZERと併用いただくと、入眠時は呼吸がしやすい角度に設定して、入眠を検知すると自動でゆっくりフラットな状態に戻り、寝返りを打ちやすくすることが可能です。気持ちの良い朝は、心地良い入眠から。Active Sleep BEDの詳細は以下よりご覧ください。

電動リクライニングベッドにはどんな機能がある？

快適な睡眠には入眠時の姿勢  が重要です。電動リクライニングベッドには、入眠時の姿勢をサポートしてくれる機能があります。商品によって搭載されている機能は異なりますが、主な機能として「背上げ機能」「脚上げ機能」「昇降機能」が挙げられます。ここでは、各機能の詳細を見ていきましょう。

背上げ機能

電動リクライニングベッドの背上げ機能は、背もたれの角度を調節する機能です。上体を起こす際のサポートになるため、起床時の負担を軽減できます。また、背もたれを起こしたままにしておけば、座椅子のように使用することも可能です  。ベッドに寄りかかりやすくなり身体に合わせて角度が変えられるため、読書やテレビ鑑賞だけでなく、スマホやパソコン操作も楽になります。  

脚上げ機能

電動リクライニングベッドの脚上げ機能は、足部の部分  の高さを調整する機能です。脚上げ機能を活用してひざ下を高くすれば、仰向け時にかかる腰の負担を軽減できます。また、むくみが気になる日や立ち仕事で脚が疲れたときなどにも重宝するでしょう。背上げ機能とあわせて使うと、身体が脚のほうにずれにくくなり楽な姿勢を保てます。

昇降機能

電動リクライニングベッドの昇降機能は、ベッド全体の高さを調整できる機能です。体型に合わせてベッドから降りやすい高さに調節でき、腰や脚の痛みに悩んでいる方の負担軽減に役立ちます。また、ベッド下の掃除をする際は、高めに設定すると作業しやすくなる点も魅力です。一般的なベッドでは、ものによってはベッド下のスペースが少ないと掃除がし辛いでしょう  。しかし、昇降機能が搭載されている電動リクライニングベッドでは、ロボット掃除機が通る高さや、掃除機をかけやすい高さに調整するなど、掃除もしやすくなります。

電動リクライニングベッドの「モーター」とは？

電動リクライニングベッドの背上げ機能や脚上げ機能を実現させているのが、「モーター」です。モーターは商品によって搭載されている数が異なり、数によって機能が変わります。1つのモーターが駆動する「1モータータイプ」は、背上げ機能のみ、もしくは背上げに連動して足部も動くものが主流です。2つのモーターが搭載されたタイプとしては「2モータータイプ  」、「1＋1モータータイプ」があります。2モータータイプは、主に背上げと昇降機能がついたリクライニングベッドを指し、1＋1モータータイプは背もたれ、足部にそれぞれモーターが付いているものが一般的です。1モータータイプとは異なり、足部やベッドの高さのみを調整することができるため、その日の体調に合わせて柔軟にお使いいただけます。  より多くの機能を搭載する電動リクライニングベッドは、さらにモーター数が増えて3モータータイプや4モータータイプなどがあります。

入眠時の姿勢がなぜ重要なのか

平坦なベッドで仰向けに寝るのが当然と思っていませんか。実は入眠時に上半身や脚に角度をつけることで、身体が楽になる方も少なくありません。  たとえば、背もたれに少し角度をつけると、肺への圧迫感を軽減し横隔膜が下がり、呼吸が楽になります。また、背中や脚に角度をつけると骨盤にかかる力がゆるみ、脚や腰の負担が軽減されます  。  心地良い角度を意識することで、睡眠が変わってくるのです。

電動リクライニングベッドのデメリット

身体への負担が軽減されたりソファのように使用することもできたり  と、様々なメリットがある電動リクライニングベッドですがデメリットもあります。電動リクライニングベッドを購入する前にデメリットも把握しておくと、選ぶ際の参考になるでしょう。ここでは、電動リクライニングベッドのデメリットを3つ解説します。

故障リスクがある

電動リクライニングベッドは、一般的なベッドと異なり電気によって駆動します。そのため、電化製品と同じく、使い方を誤ると正常に動作しなくなったり、電源が入らなくなったりする故障リスクがあります。たとえば、電源プラグ やコンセントが濡れると故障の原因になるため、周辺で水を使わないようにしましょう。お手入れをする際は、誤作動防止のために電源プラグを抜く必要があります。その他、ベッドの上で飛び跳ねたり乱暴に扱ったりしないなど、  基本的な使い方 を徹底して守ることが大切です。

普通のベッドよりは値段が高いことがある

電動リクライニングベッドは、モーターが搭載されて  いるため、通常のベッドと比べると価格が高い傾向にあります。電動リクライニングベッドを購入するなら、機能性が高いものを選びたい方も多いでしょう。しかし、機能性が上がればその分価格にも反映されます。購入を検討する際は予算計画を立てておくことが大切です。

サイズ展開が限られている

電動リクライニングベッドは、通常のベッドと比較するとサイズ展開が少ない傾向にあります。一般的なベッドは複数名で使用できるサイズも多く展開されていますが、  電動リクライニングベッドは、駆動させるためにサイズ展開が限られており、シングルサイズやセミダブルサイズが中心です。ダブルサイズ以上の大きなベッドは少なく、体格によっては窮屈に感じやすい点もデメリットといえます。

電動リクライニングベッドの選び方とは？

電動リクライニングベッドには様々なタイプがあるため、ライフスタイルや体格などを踏まえた上で慎重に選ぶことが大切です。ここでは、電動リクライニングベッドの選び方を4つ解説します。

アフターフォローの体制に着目

前述の通り、電動リクライニングベッドには、   故障リスクがあります。故障してしまうと、自分ではなかなか直すことができません。しかし、購入後のアフターフォロー体制が万全であれば、トラブル時にも安心です。特に、保証期間の長さや保証期間が経過した後の修理体制を確認しておきましょう。長く活用するためにも、購入を検討する前に確認することが大切です。アフターフォローについては、公式サイトで商品ページに記載がされていたり、取扱説明書が閲覧できるようになっていたりすることもあるため、  調べておくと良いでしょう。

Active Sleepについては、以下にてご確認いただけます。
製品マニュアルダウンロード

お手入れのしやすさに着目

電動リクライニングベッドを快適に使うためには、お手入れをすることも大切です。そのため、選ぶ際はお手入れのしやすさにも着目しましょう。特に、マットレスやマットレスカバーは丁寧にお手入れする必要があります。たとえば、マットレスカバーは市販の洗剤で洗えるか、複雑な工程は必要ないかなどを確認しておきましょう。  また、ベッド下の掃除についても押さえておきたいポイントです。フレームが床に近いと掃除用具が入らず、埃やチリを取りにくいでしょう。一方、昇降機能が付いていれば、床の掃除をしやすくなる電動リクライニングベッドもあります  。また、ロボット掃除機を使っている場合は、ベッドフレームと床の隙間を計算することも忘れずに。購入後に困らないためにも、商品の公式サイトや説明書を参考に下調べをしたり、店頭で販売員に確認したり等すると良いでしょう。  Active Sleep BEDは、ロボット掃除機の使用が可能な高さとなっています。

価格に着目

電動リクライニングベッドは通常のベッドと比べると高額な商品です。電動リクライニングベッドは頻繁に買い換えるアイテムではありません。そのため、せっかく購入するのならご自身のライフスタイルや体調、体格などに適したタイプを選びましょう。モーター数が多いタイプや多様な機能が搭載されたタイプは高額になるケースが多い ため、購入時には十分に予算計画を立てて購入しましょう。

サイズに着目

電動リクライニングベッド  は、シングルサイズとセミダブルサイズでの展開が一般的です。ベッドを置くスペースが狭い場合や一人暮らしをしている方は、シングルサイズが重宝するでしょう。一方、部屋に余裕がありゆったりと寝たい方や大柄な方にはセミダブルサイズがおすすめです。また、体格に合わせてサイズを選ぶだけでなく、搬入を踏まえて検討する必要があります。搬入経路に障害物があると、搬入時にトラブルが発生することも少なくありません。スムーズに搬入するためには玄関や自室のドア、階段部分、天井の高さなどを測ったうえでベッドのサイズを決めることが大切です。特に集合住宅は自宅だけでなく、エレベーターのサイズ も忘れないように調べておきましょう。

「Active Sleep BED」は、医療現場で培ったノウハウを生かして開発された電動リクライニングベッドです。快適な寝姿勢や座位姿勢をサポートするため、睡眠時はもちろん、ベッドの上でくつろいだり作業をしたりする際にもお役立ていただけます。ご購入時には、有料のアプリ設定サポートから、ご購入後も1年間の保証期間が備わっているため、安心してお使いいただけます   。Active Sleep BEDであなたにぴったりな睡眠ポジションを探してみませんか。Active Sleep BEDの詳しい説明は、下記のページをご覧ください。