生体リズムを整えて、自分の眠りを、体調を改善する。 | Active Sleep(アクティブスリープ)公式サイト
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2021.11.24

生体リズムを整えて、自分の眠りを、体調を改善する。

生体リズムを整えて、自分の眠りを、体調を改善する。

コロナ禍によっておきている様々な環境変化のなか、心身がなんとなく不調、という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。そんなとき、皆さんはどうしますか?ぜひ、ご自身の生体リズムを整えることから始めてみませんか。

生体リズムを整えるときに、大切なポイントとなる「起床時刻」。
Active Sleep ANALYZER(アクティブスリープアナライザー、以下アナライザー)のデータを統計学的に分析したところ、20・30代のユーザーが40~70代と比べて「起床時刻」にバラつきが大きい、つまり朝起きる時刻が不規則であることがわかりました。日によって、6時に起きる日もあれば、10時に起きる日もある、といった感じです。

コロナ禍による環境変化だけでなく、仕事が忙しくなったり、子どもが体調を崩して看病をしたり。生活していれば大なり小なり色々なことが起こります。また、休みの前日に夜更かしして過ごす、なんてことは日常的にあることかと思います。
寝床に入る時刻がばらばらになり、それにひきずられて起きる時刻もばらばらになる、ということは誰にでもあることです。
実は、このことは、人の体に存在する「生体リズム」に影響を与え、睡眠だけではなく、日中の活動にも大きな影響を与えます。

脳内にある体内時計に調節されて、「睡眠・覚醒のリズム、体温、血圧」は周期が24時間に近いサーカディアンリズムという生体リズムを示します。このリズムは昼夜の24時間のリズムとずれているため、毎日このずれを24時間に調整しないと、睡眠や体温のリズムのメリハリがなくなり、夜間睡眠の質が低下し、日中の活動量が低下することにつながります。
生体リズムは、光や食事、そして起床時刻を決めることによって整えることができます。

起床時刻がばらついていることは、生体リズムが乱れている可能性があり、それは日中の活動量の低下を招いているかもしれません。実際、アナライザーのデータから20・30代の日中ベッド上で過ごしている時間が40~60代に比べて長い、ということもわかっています。

生体リズムを整えるために睡眠研究所がお勧めしたいのが、下記3点です。

  • 毎朝だいたい決まった時刻に起きる(時刻の変動は1時間以内)
  • 朝起きたら太陽の光をしっかりと浴びる(雨天時はカーテンを開けて窓際にしばらく立つ)
  • 毎朝朝食をしっかり食べる(規則正しく3度の食事をとる)

ご自身が取り入れやすいことから、ぜひ生活のなかに取り入れてみてください。

生体リズムを整えることで、睡眠や体温のリズムのメリハリができ、夜間睡眠の質が高まり、日中は活動的に過ごしやすくなります。
なんだか不調だな、と思ったとき、このことを思い出していただき、ご自身の心身を整えていただけたらと思います。



監修:パラマウントベッド睡眠研究所 椎野
文責:パラマウントベッド健康事業推進部 大槻



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